右のぎっくり背中 R6.3.17 大学生

右のぎっくり背中 R6.3.17 大学生

 

2週間ほど前から部活の休みがなく疲労が溜まっていて、先日荷物を持ち上げた時に背中がピキっと痛くなった。それから身体を動かすたびに痛くなる。仲の良い野球部の先輩に相談した所、以前当院で先輩が治療を受けて良くなったのでと紹介され来院された。

 

診察

右の背中の下部が前屈と身体を左回旋した時に痛くなる。前屈で痛みが出る場合は肝臓の経絡に異常があることが多い。左回旋した時に右側が痛くなるのは伸展時痛なので、過敏(実)による症状の場合が多い。

 

治療

仰向けで調整のお灸を手足にした後に肝経にある太衝に接触鍼とF2の刺絡。起き上がってもらい動かしてもらうと「痛みが減っている」とのこと。背中の痛みなのに手足の施術だけで変化があったので本人は少し驚いている。うつ伏せになってもらい左背5-3Kにはり灸、右背5-3K付近の筋緊張にはトリガーで数カ所鍼をした。

 

 

再度起き上がって確認してもらうと痛みはほぼ無いとのこと。残りは休息すれば良くなるだろう。残った時間は回復を促すため、特に右背中の張りに関係する右腕外側の施術を行った。